地方勤務をする時は…。

地方で働くときに看護師が注意すべき言葉の問題

地方へ転職を考えている看護師は、地方特有の方言が診療の際に障壁となることがあるので、注意しなければなりません。
例えば、問診に不可欠な「痛い」という言葉は、日本全国どこでもほとんど同じですが、沖縄では「あが」と言うことがあります。
また、「痒い」という意味で、兵庫で「はしかい」という方言を使いますが、「はしか」と間違えると、正しい問診が行えなくなります。
そこで、ここでは、誤解を生じやすい全国の方言について紹介したいと思います。

日常会話でよく耳にするに「こわい」とは、一般的に「怖い」という恐怖の気持ちを表現する言葉として使用されますが、北海道では「ひどく疲れた」という意味があるそうです。
ですから、北海道で患者から「こわい」と言われたら、「大丈夫、心配ありません」とフォローしてもあまり効果がないことを知っておきましょう。
それから、「せこい」という言葉は、全国で「みみっちい」という意味で使われていますが、徳島では「苦しい」という意味があるため、徳島で患者が「せこい」と訴えても、看護師が非難されていると勘違いしないようにしてください。
このほかに、「えらい」と静岡で言うと「苦しい」という意味になるので、静岡で「えらい」と訴える患者がいても、褒められているのではなく苦しみを訴えていることを理解しなければなりません。
また、愛媛では咳き込むことを「たごる」と言い、県外から呼吸器内科に転職してきた看護師が戸惑うことも珍しくないようです。

このように、全国各地には、共通語のような響きの方言があるので、地方に転職をしたら、その土地の言葉に慣れる必要があります。

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